先日のイギリスの「ハゲ発言」ハラスメントのニュースを見た感想をまとめてみました。
イギリスの雇用審判所は、薄毛の男性を職場で「はげ」と呼ぶことはセクハラに当たるとする判決を言い渡しました。 地元メディアによりますと、この審判は工場で電気技師として働いていた男性が上司から「はげ」と呼ばれて傷ついたとして、会社と上司を相手取り、損害賠償を請求したものです。 判決で、上司の発言は男性の尊厳を傷つけ、敵対的な環境を作り出すことが目的だったと認定。薄毛は男性に多くみられる身体的特徴で、薄毛を侮辱した発言は性別に関連するハラスメントだったと結論づけました。男性への損害賠償の金額は、後日決まるということです。
TBSニュースより引用
先日このようなニュースが出ましたね。
アメリカやイギリスでは薄毛男性はセクシーだと感じる人が多いというニュースを見たことがあったので、ちょっとショックなニュースでした。現実は少し違うのかもしれません。
薄毛の人に「ハゲ！」というのは太っている人に「デブ！」と言われるのと同じようにハラスメント用語ですが、どういう訳か薄毛の正式名称のように「ハゲ」と言う人が多いですよね。
普通の女性が
「昨日、お見合いした人は、写真よりデブで…」とは言わず、
「昨日、お見合いした人は、写真よりちょっと太ってて…」と丁寧に言います。
しかし、薄毛男性に関しては何故だか
「昨日、お見合いした人は、写真では分からなかったけど、後ろが薄くて…」
とは言わず、
「昨日、お見合いした人は、写真では分からなかったけど後ろがハゲてて…」
と何の抵抗も無く言う人がいます。
これなんでなのか、考えたのですが、一つは、”デブ”というキーワードの場合、自分も心当たりがあると相手に”デブ”というと失礼という気持ちがあって「言われた時の痛み」が分かるから大半の人がハラスメントと認識しやすいのではないでしょうか。
しかし、薄くなるという感覚が分からない人は「言われた時の痛み」が分からないから平気で使ってしまうのではないでしょうか。
またポジティブに開き直っている人も多いので、気にしない人と気にしている人の差があるのと、笑いのネタに普通に使われるのでハラスメントの認識があまりないのかも…
私は美容師になったころから「ハゲ」と呼ぶのは禁止されていたので、一切、誰か個人に向けて呼んだことは無いですが、あまり知識が無い人が何気なく呼んでしまう世の中の風潮も変えていかなければいけないのではないかと、このニュースを見て思いました。
それからもう一つの要因は、一部の「ハゲ散らかし」ている男性のせいで薄毛男性のイメージが悪くなってしまっているのも良くないと思います。
▲こんなおじさん男性がいることで、薄毛男子のイメージを下げてしまっています。
世の中の薄毛男性には、独身、既婚、加齢になっても、これからはカッコイイ薄毛になってもらいと切に願います。かっこよくしている薄毛男性が増えれば、世間の見方も変わってくると思います。
そして関係ない話ですが、私はコロナもあり太りだしたのですが（コロナのせいにするんじゃないよ）「マシュマロ女子」という素敵なネーミングが出てきて、自分を肯定されるような気がしました（笑）ちなみにマシュマロ女子の定義は
見た目がマシュマロみたいな体系
ぽっちゃり体系
色白で柔らかそう
明るく、前向き
おしゃれが上手
癒し系
このような感じらしいですが、薄毛男性にもマシュマロ女子のように、何か素敵なネーミングと定義付けが出来ると良いなぁとブログを書きながら思いつきました。
（オシャレ薄毛×仕事が出来る×優しい×男らしい）こんな定義で、どうでしょう？
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